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自律反発局面だが2018.11.09

10月相場で日米共に株価が大きく崩れました。日経平均とNYダウの10月の月足は最高値で陰線つつみ足になりましたが、この2つが揃って最高値で月足陰線つつみ足で崩れたのは2000年のITバブルの天井打ちの時と同じだと指摘しました。

大きく一気に下がれば反発場面になるのは自然なリズムであり、早見もその辺りを睨んでメールとFAX会員及び有料情報では10月30日(火)に日経225レバレッジETF(1570)に逆張り買い出動を指示しました。その時が1万8390円でしたが、そこから11月8日に2万350円まで順調に値上がりしました。ザラバでは日経平均の最安値は10月26日、終値では29日でしたから、そこまで引き付けて10月30日に逆張り買い出動を指示しました。今のところは一番の安値の水準で買いにいくことが出来たわけで、まずは短期的な転換点を捉えました。

アメリカの中間選挙は上院は共和党、下院は民主党という予想通りの結果で、米国株は急上昇しました。

私も中間選挙が終わればアク抜け感が台頭する可能性は十分にあると見ていたので、想定通りです。

また、1945年以降のデータを見るとS&P500指数のパフォーマンスは大統領就任1年目よりも2年目の方が低下し、3年目はパフォーマンスが大きく上昇し、任期の4年間で最高を記録する経験則があります。トランプ大統領の場合は来年がその3年目にあたります。それだけにこの中間選挙でひとまずアク抜けの形になり、米国株がどこまで立ち直れるか要注目です。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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