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来年の日経平均の見通しは2018.12.07

10月相場での大きな崩れを11月相場では修復することが出来ずに終わりました。そして12月相場に入った途端に再び日米共に株価が急落してきました。

アメリカの株価はNYダウが10月に過去最高値を付けて以降で初めて、今週一目均衡表で雲の上に抜け出しましたが、これが今のところはダマシの形になり、12月4日に800ドル近い大幅安で崩れました。日経平均も直近では戻り歩調になり、11月8日の戻り高値を抜いて期待を持たせる形になっていましたが、今週はまた崩れています。

私は短期的な流れの変化を受けて、先週速やかにメールとFAX会員及び有料情報では日経225レバレッジETF(1570)に買い出動していただき、米中首脳会談を前にした先週30日(金)にレバレッジETFを持続して含み益を確保する一方で、日経225ダブルインバースETF(1357)に買い指示を出し、両建ての形を取りました。

そして今週は4日(火)にレバレッジETFを利食っていただき、ダブルインバースETFをそのまま持続して、下げ波乱に対応していただき、含み益を伸ばしています。

元々10月相場での日米の株価の崩れがただ事ではないとお伝えしてきた上で、短期的な株価の変動には柔軟に対処してきました。現時点ではその10月相場の大きな崩れが修復されたわけではなく、また波乱ムードになっていますので、ここは引き続き注意して見ていかなければなりません。

米中首脳会談の結果は90日間の休戦という形になりましたが、問題の解決は先送りです。そして今週はアメリカの長短金利の逆転、いわゆる逆イールド現象が景気後退の予兆としてクローズアップされてきました。

12月15日に発売される早見の『九星気学と干支からみた2019年の大予測』の中で、来年の日経平均の予想について明記してあります。昨年12月に発売した『2018年の大予測』の中で書いておいた今年の日経平均の予想は「火が着かなければ高値2万4000円、安値2万円」というものでしたが予想通り的中しました。来年は果たしてどのような形になるのか、10月以降の波乱を受けて是非参考にしていただきたいと思います。

また相場の変化が上下に激しくなっており、週刊レポートでは対応が難しい状況になっていますので、可能であればEメール会員FAX会員の方に切り替えるか、早見の有料情報を積極的に活用して、相場の変化に柔軟に対応できるようにしていただきたいと思います。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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