一喜一憂だが2018.12.14

日米共に10月に株価が大きく崩れてただならぬ悪い変化を見せていました。その後反発場面になっていたものの、今月初めの戻り高値から再び崩されており、TOPIXは10月26日のザラバ最安値を割り込んで底割れになってしまいました。

日経平均とTOPIXは先週週足が戻り高値で陰線つつみ足になっていましたが、今月は月足も10月に続いてまた陰線つつみ足となっており、しかもTOPIXは底割れですから相場の実勢は危ういところにあります。

アメリカの株価もやはり先週NYダウ、S&P500、ナスダック、ラッセル2000の主要な4つの株価指数がいずれも戻り高値で陰線つつみ足になりました。

しかも今週はナスダック指数の13週線と52週線がデッドクロスしており、これは2016年の底打ち以降で初めてです。既にラッセル2000は先々週デッドクロスしていました。S&P500もこのままでいくと今月中にデッドクロスになりそうです。

このように日米共に株価は不安定であり、アメリカの4つの株価指数も今週は10月の安値を割り込んできました。したがって一時的に反発があっても戻り売りの形になる可能性は十分にありますので、油断のならない状況と言えます。

10月に大きな崩れを見せてその悪い変化がハッキリした中で、短期的に反発場面があっても何もおかしくはないわけですが、波乱含みで油断は出来ません。

今月のセミナーでは来年に向けて相場全体や政治経済に関して非常に重要なお話をしました。

15日発売の早見の『九星気学と干支からみた2019年の大予測』でも来年の日経平均の予想を明記してあります。

今週は米中貿易戦争の緊張緩和に繋がるニュースも出るなど、連日上下の荒い動きを見せていますが、日経平均の変動に対してはレバレッジETFとダブルインバースETFを使い分けて上げ下げの波に対応しています。

週刊レポートではそこまでの機動的な対応は難しいので、是非早見の有料情報も活用して、相場の変化に取り残されないように注意しましょう。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

セミナーのお知らせ
セミナーの様子
☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら