前回も書いたように、早見は昨年11月の東京セミナーから、メタプラネット(3350)など暗号資産関連株を積極的に取り上げて半年間取り組んできました。
直近でも4月30日に有料情報で、改めてメタプラネットを387円のところで買い推奨しました。そこから今週は1230円まで3.1倍にも上昇して、大変な値上がりを見せています。有料情報を利用してこの株を買った方々も短期間で大きな利益を手にすることが出来ましたので、5月24日の東京セミナーでは皆様からの爆益報告が相次ぎました。
メタプラネットは、大きな成果を挙げましたが、こうした機動的な売買は週に一度のレポートでは対応が難しいので、弊社のレポート会員でも有料情報を併用している方が多いわけです。
メタプラネットは月足チャートを見ると、36ヵ月線とのカイリ率が5月28日の終値時点で実に817%にも達していたので、29日寄り付き前の有料情報で、大きな上昇相場の過程で、どこかで波乱が起きてもおかしくないことも頭に入れながら対処しようと注意を促しておきました。
また4月初めに週刊レポートの「テクニカル変化に注目」のコーナーで取り上げたQPS研究所(5595)は、レポートを読んで4月7日の寄付き値833円で買った方がおられると思いますが、日足チャートを見れば分かるように、その4月7日がドンピシャリの大底になり、そこから今週は2,280円まで実に2.7倍にも値上がりしており、大上昇相場に発展しました。
このように早見が取り上げた株からはヒットやホームランが飛び出しています。推奨銘柄以外は利食いや損切りの指示は出さないことになっているので、各自の判断で対処していただくとして、週刊レポートやセミナーで取り上げる推奨銘柄以外の株も、無駄にせずぜひ研究なさってください。実際早見の週刊レポートは、「会員にひとこと」や「テクニカル変化に注目」のコーナーのファンも非常に多く、毎週楽しみにしている方々がたくさんおられます。
さて、日米の株価は戻りが鮮明になっていますが、日本株は6月は3月期決算の配当金再投資で株価が上昇することに期待が持たれています。実際アベノミクス相場が始まって以降2013年から昨年まで、6月の日経平均月足は陽線8回、陰線4回です。一方でこのところ金利が無気味な上昇傾向を見せており油断は出来ません。
ただTOPIXの月足と週足チャートを見ると、昨年7月の最高値2946と今年3月の高値2,821を結んだ右下がりの上値抵抗ラインが作られています。今週は2,814まで上昇して、この抵抗ラインを突破してチャート的には大きな変化になりました。
果たして6月相場は上に突き抜ける動きになるか、それとも失速するか、淡々と自然体で見ていきましょう。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。