6月13日にイスラエルがイランとの戦争を開始した直後、早見は有料情報で「米国の参戦で早期に戦争が終わるか、イランがホルムズ海峡を封鎖するかどうかだが、イランの原油は最大の輸出先が中国であり、ホルムズ海峡封鎖は中国も容認しないだろう。」として、ホルムズ海峡を封鎖することはないという視点でお伝えしました。
続いて米軍がイランの核開発施設を攻撃したことで、イランがホルムズ海峡を封鎖して石油ショックになるとかブラックマンデーになるとか不安を煽る人々で大騒ぎになりましたが、この時も早見は6月23日(月)の朝寄り付き前の有料情報で、「攻撃された核開発施設からは事前に濃縮ウランが別の場所に移されていた。米国側がそれを知らないはずがない。これは米側も何もしないわけにはいかないという一種のプロレスだ」とコメントしました。
そして同時に23日の寄付き前の有料情報では、「2020年3月のコロナ暴落の時に、このまま世界恐慌になるかのような大合唱になったが、早見はその20年3月の東京セミナーで、この暴落はブラックマンデーと同じで一過性のものであり、短期間で終息すると明言したが、実際その通りになった。さらに23年3月に米銀が突然破綻した時も、リーマンショックの再現になるという声が沸き上がったが、早見は破綻直後に横浜で開催されたラジオNIKKEI主催のIRセミナーで、これは春の嵐のような一過性の突風であり心配ないと明言したが、案の定その直後に米株は底打ちしてすぐに上昇に転じていった。今回も多くの人が石油ショックになるかのように心配しているが、週明け株価が下げれば買いのチャンスを提供するだろう」と明確にお伝えしました。そして予想通り今週は週明け23日の下げで安値となり、すぐに切り返して、イスラエルとイランが停戦に合意ということで日経平均はあっさり2月以来の高値になりました。石油ショックやブラックマンデーを心配していた人々は肩すかしを食ったことでしょう。
このように今回も戦争が始まった直後から早見の有料情報でコメントしてきたことが正しかったわけで、2020年3月や23年3月の時と同じことになりました。機動的に大事な事柄を明確にお伝えできる早見の有料情報を活用することに、大きな意味があるとお分かりいただけるでしょう。
先週末6月21日の東京セミナーで、ナスダック指数の強気シグナルを取り上げて、史上最高値を更新する可能性が大きいことを踏まえる必要があると話しましたが、今週は昨年12月の取引時間中につけた史上最高値2万204ポイントに、あと17ポイントに近づいており、米株の史上最高値更新が迫ってきました。それを前提に既に週刊レポートや有料情報では、5月から半導体関連株に目を向けてピックアップして成果につながっています。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。