今週の日本株は、TOPIXと東証小型株指数と中型株指数、スタンダード指数が史上最高値を更新しました。グロース250指数も今週は6月の高値を抜き、昨年3月以来の高値水準に来ています。今月は月足チャートで6ヵ月線と36ヵ月線がゴールデンクロスしてきました。
米株も直近で下げ波乱になりましたが、ナスダック指数は終値で見ると7月28日の最高値2万1178ポイントから8月1日の安値2万650まで下げました。しかし今週は7日の終値2万1242まで急反発して、終値ベースでは早くもまた史上最高値更新になりました。
前回当コーナーで、「売るべき時にはスパっと売るべし」と題して、「株価が下がってきて損になってくると、持っていればその内何とかなると都合よく考えがちだが、それがかえってあだになるというのはよくあることだ。」と書きました。
例えば7月22日に早見の有料情報でメタプラネット(3350)を1,220円のところで売却指示しましたが、今週は901円まで26.2%も下げています。早見は7月22日にメタプラネットとリミックスポイント(3825)の売却を指示して、その後の値下りを回避した後、有料情報や東京セミナーなどで、古河電工(5801)や三菱重工(7011)などを買い推奨しましたが、古河電工は7月24日の推奨時点の7,980円から今週は1万15円まで25.5%値上がり。東京セミナーで買い推奨した三菱重工も、推奨値である7月28日の寄付き値3,599円から今週は3,952円まで値上がりして上場来高値を更新しました。また週刊レポートで買い推奨した名村造船(7014)は、推奨値である7月22日の寄付き値2,946円から今週は3,415円まで15.9%値上がり。伊勢化学(4107)やコシダカ(2157)なども利が乗っています。7月17日に有料情報で買い推奨したIHI(7013)も、推奨時点の1万5695円から今週は1万8050円まで15%値上がりして新高値です。
売るべき株はさっさと速やかに売って、新しい強い株に乗り換えて上昇相場の波に乗っていくというシンプルなやり方を、淡々と実践して成果につなげています。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。