ついに崩壊2018.12.21

私は10月以降、日米の株価の大きな悪い変化について、ここまで時間をかけて解説してきました。その悪い形は現状でもまったく変わっていません。それどころかさらに悪い形が加わってきています。

今週、日経平均の週足チャートは26週線と52週線がデッドクロス寸前になっています。もしこのデッドクロスが実現すると2016年の底打ち以降で初めてとなりますが、前回のデッドクロスは2016年1月第1週に実現して、その週末終値1万7690円台から2月の安値1万4860円台までさらに大きく下げていきました。その時以来のデッドクロスになりそうですが、実はTOPIXは既に8月にこのデッドクロスが実現していました。こちらも前回は2016年1月第1週に実現していましたが、アベノミクス相場が始まって以降で、このような大きなデッドクロスが実現するというのは非常に不吉な形です。既に相場の実勢を示すTOPIXは10月の安値を割り込んでおり、昨年4月以来の水準まで下げています。

アメリカでも実勢を示すS&P500指数はやはり今年4月の安値を割り込んで、昨年8月以来の水準まで下げて来ました。日米共に株価の崩れ方が非常に悪くなっています。

今月のセミナーや、早見の『九星気学と干支からみた2019年の大予測』の中でも来年の相場の見通しについて具体的にハッキリお伝えしましたが、それを頭に入れておけば目の前で起きていることも当然と受け止められるはずです。

10月の株価の崩れはただならぬものでした。案の定その10月の安値をTOPIXやS&P500指数、NYダウがことごとく下回ってきており、21日には日経平均先物もついに2万円を割り込んできました。やがて来る本格的な暴落に向けてしっかり備えておく必要があります。

是非、12月東京セミナーの講義録をお読みいただくか、『2019年の大予測』を読んで頭に入れておいて下さい。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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