米株が支えだが2019.02.15

先週は日経平均が2万1000円の手前でピタリと頭を押さえられて、週末に急落しました。25日線を割り込み、4日連続陰線という悪い形で崩れましたが、今週は週明け一転急上昇となり、13日に2万1000円台を回復しました。これは昨年12月19日以来です。

アメリカの株価も再び値上がりしており、米中貿易協議の進展に対する期待感などを背景に、日米欧中の株価が軒並み値上がり基調で揃いました。先週TOPIXが一目均衡表の雲の上に抜け出していましたが、これは昨年10月の高値以降で初めてであることを指摘しました。NYダウは1月のセミナーで指摘した12ヵ月線を軽く突破するなど、一つ一つハードルをクリアして戻り相場になっています。

昨年12月のセミナーで、今年1-3月は戻り局面という見方を予めお伝えしてありました。結局それに沿って動いていますが、特にアメリカの株価が非常に強く、NYダウは先週までで10月の安値から7週連続の陽線となっていました。今週もこのままでいけば8週連続の陽線です。調整安の底値からこれほど陽線を積み重ねるのは2014年10月からの7本連続陽線以来です。既に昨年10月の最高値からの下げ幅の4分の3を戻していますので、アメリカの株価が値上がり基調を保っていることが安心感につながっています。

しかし、今週は再び雲行きがおかしくなり、米株が支えになってきたとはいえ、日本株は波乱になるのではないかとの空気も出て来ました。

1月31日のラジオ番組で注目株として取り上げたアンリツ(6754)がその日の寄り付き値1825円から2月12日の高値2288円まで25%値上がりしました。

また、1月26日の東京セミナーで来場者の方々にサービスでご紹介した日本カーボン(5302)も今週12日に好決算を受けてストップ高になり、セミナー直後の1月28日の寄り付き値4505円から2月14日の高値5580円まで23・8%値上がりしています。

次回2月23日の東京セミナーでお出しする推奨銘柄や来場者の方々にサービスでご紹介するその他の注目株も楽しみにしていて下さい。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから追記・抜粋したものになります。

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