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日経ブルベアETFの活用2019.06.07

日経平均は4月24日の最高値2万2360円台から今週6月4日のザラバ安値2万280円台まで値下がりしてきました。これで2月8日の安値を割り込み、1月15日以来の安値まで下落しました。

その後はFRBのパウエル議長が利下げを示唆する発言を行なったことで、NYダウや日経平均が急反発しましたが、NYダウとS&P500指数は週足チャートが陽線つつみ足となり、ひとまず下げ止まったとみられます。

早見のEメール会員FAX会員、及び有料情報では5月20日に日経平均が2万1430円の戻り高値を付けた翌21日、日経225ダブルインバースETF(1357)に買い出動していただき、その後の値下がりに対応しました。

一方、直近では予想どおり急落してきましたので、今度は自律反発を想定し今週6月3日に日経225レバレッジETF(1570)に買い出動していただきました。その翌4日、日経平均はザラバで最安値を付けて急反発しましたので利食っていただきました。続いてダブルインバースETFも利食っていただきました。このように日経平均の短期的な上下の変動をうまく捉えて対応しています。

大きな見方としては下げトレンドに変わりなく、その中で適度に短期的な反発を交えると見ています。このように日経平均のブルベアETFや個別株の逆張り買い、そしてこのところの大きな下げ波乱の中でも右上がりのトレンドを崩さない強い株を個別に狙っていくという三面作戦で取り組んでいます。

これからしばらくは今月下旬のG20に向けて米中貿易戦争についてどのような結論が出てくるかがまず第一のポイントです。首脳会談は行なうにしても果たして何らかの合意を見いだせるのか、それとも形だけ首脳会談は行ない中身が無いまま終わるのかどちらかです。

日本に関しては夏に参院選を実施するので、それを前に消費税増税問題にどのような決着をつけるかです。増税も予定通り行い、憲法改正を睨んで選挙も行なうということになりそうです。

いずれにしても、これから月末にかけてはまさに重要な山場を迎えます。注意を怠らないように気を引き締めて見ていかなければなりません。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから追記・抜粋したものになります。

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