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新興市場も強くなってきた2019.11.01

日経平均は今週ついに2万3000円台を回復して、今年の最高値を更新しました。2万3000円台というのは昨年10月以来ちょうど1年ぶりです。

日経平均の逆張り指標であるRSIは10月29日の終値で92まで上昇しており、前回9月24日の終値2万2098円で付けた97・3以来の高水準になっています。前回は9月24日が終値としての最高値で、そこから短期的な調整局面に入りました。1年ぶりに2万3000円台を回復して、RSIもここまで上昇してきましたので、短期的には注意しながら見ていく必要もあります。

しかし、苦しいのは8月の底値以降ここまで売りに回っている弱気筋の投資家の方です。短期的に注意が必要ではあるにしても、週足や月足ベースで見れば日経平均は半年ぶりに大きなブレイクアウトで上に放れており、10月は月足チャートでも5ヵ月線と12ヵ月線がゴールデンクロスしました。これはアベノミクス相場に入ってから4回目で、過去3回はいずれもその後大きな上昇相場に発展していきました。短期的な見方は大きな捉え方とは切り離して考える必要があり、9月初めに急上昇が始まって以降の日本の株価は明らかに強い形です。

個別株で見ても、早見の週刊レポート会員が持続している安川電機(6506)は業績大幅下方修正発表でも株価は下がらずに逆にドンドン値上がりしており、4月の今年の最高値にあと一歩と近づいてきました。

例年、秋相場は年末年始に向けての買いチャンスになる局面です。今年もそのパターンを期待しながら見ていきましょう。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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