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昭和時代以来の強い変化2019.12.13

日経平均は11月以降は高値圏でもたついていましたが、米中合意で今週また新高値になりました。昨年10月以来の2万4千円台回復です。

昨年は日経平均の年足がアベノミクス相場で初めて陰線に転じてしまいました。平成以降、一旦年足が陰線になると、翌年も全て陰線というパターンが続いていました。したがって今年もそのような経験則に沿って見てきましたが、9月から始まった今年後半の上昇相場で一気にひっくり返り、今年の日経平均の年足はまた早くも陽線に変わる可能性が大きくなっています。このまま確定すると平成以降で初めてとなります。

一旦陰線に転じた年足が翌年すぐに陽線に変わるというパターンは昭和時代に遡らなければなりませんが、過去5回の例を見るとその場合は翌年も全て連続年足陽線となっていました。ということは来年の日経平均の年足は陽線になる可能性が大きいという見方になるわけです。

それほど9月からここまでの年後半の上昇相場は非常に大きな意味を持っており、それだけにその変化に戸惑い、疑心暗鬼で素直についてこれない個人投資家が多いと思われます。

私の基本的な立場は「相場は相場に聞け」ということで大きな変化や流れには逆らわずに素直について行く順張りを基本としていますので、もちろん9月以降はその変化に対応した投資作戦を進めています。

実際、日経平均とTOPIXは新高値になっており、ジャスダック平均も8月の底打ち以降、一本調子の値上がり傾向を続けています。

東証一部から新興市場に至るまでこのようにチャート的・テクニカル的な変化を素直に受け止めれば逆らわない方が良いという考えになります。

私もこうした状況を踏まえて投資作戦を進めており、会員向けやセミナーなどで取り上げた推奨銘柄からヒットが相次いでいます。引き続き順張りを基本としての流れに乗る投資作戦を積極的に行っていきたいと思います。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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