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見事にアベノミクス相場からスガノミクス相場に移行2020.09.25

 前号では「打たれ強い日本株に秋相場高の経験則」と書きましたが、日本が4連休中に海外市場で悪材料が次々に噴出して欧米株が下げ波乱になりました。

 NYダウは9月21日に一時900ドル以上の値下がりを見せるなど、連休を楽しんでいた日本の投資家や市場関係者に冷や水をかけるような動きになりましたが、連休明け9月23日の東京株式市場は、日経平均が一時200円以上下げたものの終値は14円安にとどまり、マザーズ指数は強い逆行高で今年の最高値を更新。ジャスダック平均も続伸するなど、連休中の下げ波乱に対してまさに打たれ強さを見せました。

 この下げ波乱で米国株は一段と悪い形になりました、すでにナスダック指数は今月の月足は過去最高値で陰線包み足になっていました。この形は前回は今年2月に出現しましたが、その後コロナ暴落で3月の底値までさらに大きく下げていきました。その前は2015年12月で、この時もその後2016年2月にかけてさらに下げていきました。

 続いて4連休中の急落でNY株式市場の実勢を示すSP500指数も今月の月足が陰線包み足になってしまいました。23日にまた急落して、NYダウ、SP500、ナスダック指数は揃って終値で75日線を下回りましたが、ナスダック指数の場合終値で75日線を下回ったのは5ヵ月ぶりです。米国株は大統領選挙の年は9月から11月にかけての局面で下げが起こりやすい経験則どおりのパターンになっています。

 しかし日本株はその下げ波乱を今のところ吸収して崩れてはいません。特に新興市場の強さは目を見張ります。マザーズ指数は今月5ヵ月線と36ヵ月線がゴールデンクロスしてきました。これは前回2016年3月に1020でゴールデンクロスして以来4年半ぶりです。前回はその後2016年4月の高値1320までさらに上昇していきました。その前はアベノミクス相場が始まった2013年1月で、この時の531から2013年5月の高値1083までやはり短期間で2倍に大きく上昇していきました。今回もマザーズの強さはまた繰り返されるのではないかと思われ、あなどれない強さと言えます。今月は月足の一目均衡表でも雲の上に抜け出しました。これは2018年1月ぼ天井打ち以降で初めてです。

 菅新政権は「あらゆる分野での改革」を旗印に掲げました。その最たるものがデジタル行政改革ですが、幅広い分野での規制緩和や改革はビジネスを大きく刺激することになると思われます。そうした先端分野では新興市場の株のようなベンチャー的なところが妙味が大きくなります。従ってスガノミクスは改革相場ということで、マザーズやジャスダックに限らず小型株を積極的に追いかけていきましょう

 前回も書いたように行政のデジタル化、ギガスクール、EC関連株など高成長、好業績の小型株を強気で攻めましょう。

※このコラムは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋・修正したものになります。

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