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大統領選後は毎回米株高パターン2020.11.06

 次回の早見のセミナーは11月21日(土)に東京で開催します。特に講義録のお申し込みはセミナー前日の昼12時までのご入金で締め切りとさせていただいています。直前での申し込みは入金確認が出来ずに事務処理が間に合わない場合があります。セミナー前日の講義録の申し込みはお控えいただき、なるべく早めのお申し込みをお願いいたします。

 注目の米大統領選挙については、早見は8月のセミナーからトランプ勝利を前提に考えている事をお話しして、直近10月のセミナーや10月22日のラジオ番組でも改めてトランプが勝つという見方で考えているとお伝えしました。

 しかし投票の結果トランプ大統領が優位だったのが、明らかに不正と思われる開票で一気に有力な州で次々にバイデン勝利という形にひっくり返されました。この結果バイデン勝利の可能性が大きいという情勢になっています。

 肝心の株価は、日経平均が今週一気に大きく上昇しました。ナスダック指数も大きな値上りを見せて、これで終値ベースでは直近10月12日の戻り高値からの下げ幅の88%を一気に戻しました。

 バイデン勝利の場合に心配された増税問題も、上下両院の議会選挙の結果は上院で共和党が過半数を維持する可能性が大きいということで増税に歯止めをかけることが出来そうなので、バイデン大統領でもマーケットはそのプラス面を評価する動きになっていると思われます。もちろんトランプ大統領は不正行為に対して法廷闘争に持ち込むでしょうから、決着が長引くという懸念もあります。

 しかし、これも以前から話したり書いたりしてきたように、大統領選挙の前に株価は下げていき、選挙後は民主党が勝とうが共和党が勝とうが関係なく年末にかけて値上がりしていくパターンが毎回繰り返されています。今回ももちろん波乱含みではありますが、結局は選挙後に株価は上がっていく方向を前提として考えています。

 相対的に打たれ強かった日本株も、日経平均はいよいよ2018年1月以降の強力な上値の壁であった2万4100円台~2万4400円台を突破しに行くことを期待して年末年始相場に向けて見ていきたいと思います。

※このコラムは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋・修正したものになります。

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