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マザーズ指数に強い変化2021.01.22

 米バイデン新大統領の就任式は無事に終わり、20日の米国株価は大規模な経済対策への期待から揃って過去最高値を更新しました。日経平均は1月14日にザラ場で2万8,979円まで上昇して、2万9,000円にあと21円と迫りました。

 一方ここへきて再び動きが出てきたのがマザーズです。マザーズ指数は昨年10月に1,368の最高値をつけてから調整局面に入り、早見も昨年11月上旬を最後にマザーズ株からは遠ざかっていました。しかし11月2日の安値1,146と12月22日の安値1,125でおおよそダブル底の形を作り、今週は1,283まで上昇して10月22日以来の高値になっています。

 早見はこうした変化を感じ取り、1月16日の東京セミナーで「2ヵ月ぶりにマザーズ株への積極的な買いを再開する」と述べて、セミナーでの推奨銘柄4銘柄のうち2銘柄をマザーズ株から買い推奨しました。そのうちのひとつMacbee(7095)は、セミナー直後の1月18日にストップ高となり、18日の寄り付き値5,100円から20日の高値6,100円まで、わずか3日間で19.6%の値上り率というヒットになりました。

 ジャスダック平均も昨年2月以来の高値になっており、2018年1月のアベノミクス相場での最高値4,317と昨年1月の戻り高値3,967を結んだ右下がりの上値抵抗ラインを今月上に突破してきました。 

 もちろん大型株の強さも続いています。早見も週刊レポートで大型株 から日経平均採用銘柄の住友金属鉱山(5713)を買い推奨して持続していただいています。有料情報でも日経平均採用銘柄の三井金属(5706)を買い推奨してやはり持続していただいています。先日の東京セミナーでは大型株から東京電力(9501)も注目株に取り上げて、わずか5日間で26%の値上がり率というヒットになりました。

 東京電力を取り上げたのは原発再稼働がテーマです。再生エネルギーの拡大は国策ですが、それだけでは巨大な電力需要を賄うことは現状では不可能なので、当然原発を順次再稼働するのは不可欠です。ここ直近でも東北電力女川原発、関西電力大飯高浜原発の再稼働が決まり、次の大きな焦点は東京電力の柏崎原発の再稼働であることを16日の東京セミナーで詳しく解説しました。引き続き国策の流れにはしっかり乗っていきましょう。

 ところで新たに入会する方が非常に多くなっていますが、前回も書いたように週刊レポートは週1回の発行ですから推奨銘柄もじっくり取り組んでいく視点で取り上げています。よほど株価が急激に変動したり、突発的に悪材料が出たりした場合は別ですが、レポートが届いて1日か2日しか経っていないのに「持続していいのか」という質問も複数寄せられて驚きます。目先の動きを気にするのであればレポートではなく有料情報の推奨銘柄をご利用いただくことを改めてお勧めします。

※このコラムは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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