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2022年は良悪どちらにぶれたとしても歴史に残る大爆発の年2021.12.24

 昨年12月の東京セミナーで「2021年の日経平均の高値の目安は30,100台~30,300台」と予想を発表しましたが、今年は2月と9月に30,700台でダブル天井の形になりました。予想した水準から少し上に行きすぎましたが、これは誤差の範囲内です。2月は私が設定した目安を達成したその日にどんぴしゃりで高値をつけて下げに転じてしまいましたし、9月も結局ダブル天井ですから私が設定した目安がいかに絶妙なものであったかが分かります。

 続いて今年1月の東京セミナーからは「今年の日本株を見るうえで最大の注目ポイントは日本の政治だ」と明言しました。実際その後内閣支持率と日経平均は見事にリンクして上下しました。菅政権末期は内閣支持率が急降下して8月に最低を記録したのにピタリと合わせて日経平均も8月に26,900台の今年の最安値をつけましたが、菅首相の退陣表明で一気に急上昇しました。も11月の戻り高値かそして岸田首相が株式市場に冷たいということが分かるにつれて、日経平均ら低迷してしまいました。まさに年初からズバリと予告・警告した通り日本の政治こそが日本の株価にとって最大の注目材料であったわけです。

 米国の株価はNYダウ、SP500指数、ナスダック指数いずれも11月にザラ場での過去最高値をつけて、日本株とは全く違う強さを見せました。日米の株価の強さの違いは、まさしく政治の力によるものです。

 更に「2021年の六白金星は金属資源に注目が集まる年だ」と昨年末に発表しましたが、その通りで今年は銅や鉄鉱石、ニッケル、そして鉄スクラップに至るまで金属資源の価格が大きく値上がりしました。

 このように昨年12月から今年1月にかけて早見がセミナーの場で発表した重要なことはことごとく的中しています。来年の2022年は既にセミナーで詳しく解説しましたが、「政治、経済、株価、自然災害などどこで火がつくにせよ、良いことにせよ悪いことにせよ、歴史に残るエネルギーが大爆発する、ただ事ではない年になるだろう」というのが基本です。それは分かりやすく言えば、もし株価が上げるなら多くの投資家や市場関係者が予想しない大きな値上りになるだろうし、逆に下げる方向に行くなら暴落になるということです。決して平穏な年にはならないでしょう。願わくば株価が上に大きく上がってほしいところですが、悲惨なことになるかもしれません。

 2021年も早見は極めて重要なポイントをズバリ的中させました。2022年もぜひ早見の見方を参考にしてください。

 それではどなた様も良いお年をお迎えください。

※このコラムは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋・修正したものになります。

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