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次々に鋭く読みが的中2024.07.05

 米株は6月20日にエヌビディアやナスダック指数、SP500指数が当時としての史上最高値で日足チャートが陰線包み足になり下げに転じました。しかし早見は6月22日の東京セミナーで、「米株が大天井を打ったとは見ていない。」として、あくまでもひと休みの場面という見方をお伝えしました。今週はナスダック指数とSP500指数が共に史上最高値を更新。米株は再び強さを取り戻して「米株は大天井は打っていない」と明言した通りになりました。

 日本株も今週は強い動きになりました。TOPIXが1989年12月の史上最高値を更新。JPX日経400指数や東証大型株指数、小型株指数、TOPIXコア30指数なども新高値になり、日経平均も3月につけた史上最高値を抜きました。

 来週は8日と10日にETFの分配金ねん出に伴う売りが大量に出ると観測されています。8日は合計4800億円、10日は7700億円の売りが出ると見られており、早見の有料情報では「来週の大量売りが出る前に、今週はどこまで日本株全体が上げることが出来るかがポイントだ」とお伝えしておきました。その読み通り今週は日経平均やTOPIXがグンと上げてきました。来週はETFの分配金ねん出に伴う大量の売りをこなすことが先決ですが、とはいえそれで下げたところは、また買いチャンスを提供する形になると見ています。

 さて、5月下旬からさまざまな場で徹底的にNTT(9432)について逆張りの観点で強気の見方をお伝えしてきました。まず5月25日の東京セミナーで、逆張り指標からみて注目株に取り上げたのが153円台。6月1日さくらインベストセミナーで買い推奨したのが155円台。6月22日の東京セミナーでは、「NTTは6月18日の144円で底打ちした」と明言して強気の見方をお伝えしました。セミナー直後の6月24日の寄付き値148円から今週は159円台まで値上がりして読み通りの展開となり、明言した通り弱気一色の中で6月18日に144円で大底を打ちました。大きく下げて投資家が悲鳴を上げて。まだまだ下がると弱気一色になっていた中で、私は冷静に逆張り指標を眺めて頃合いを見計らっていました。前回当コーナーの見出しを「相場の転換点では多数意見は外れる」とした意味もお分かりいただけると思います。

 前回も書きましたが、グロース250指数が5月30日に最安値をつけた2日後にドンピシャで強気を打ち出し、NTT株も大きな逆張り買いのタイミングを見事に的中させました。転換点を的確にとらえる早見の鋭い読みを、引き続きぜひ参考にしてください。

は今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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