日経平均は7月に4万2426円の史上最高値をつけましたが、早見は「7月の高値を抜くのは容易なことではない」と言い続けてきました。結局ここまでやはり7月の最高値を抜くことは出来ませんでしたので予想通りです。
早見は昨年12月に東京セミナーで、「2024年は大きく揺れるというのがキーワードになる」と明言しました。年が明けて今年の元旦にいきなり能登半島地震が発生して、東日本大震災以来の大きな揺れで2024年がスタートしました。その後は特に国内外の政治が大きく揺れ動き、日本は総選挙で与党が大敗して過半数を割り込み、石破政権は30年ぶりの少数政権に転落しました。
また米大統領選挙ではトランプ氏が勝利しましたが、返り咲き再選は実に132年ぶりのことで、トランプ氏を含めて米大統領ではたった2人しかいません。そしてフランス、韓国、シリアなどで歴史的な政治の大きな変化が起こり、まさに大きく揺れる年にふさわしい1年だったと言えます。
来年2025年はどのような年になるかは、12月14日の東京セミナーで詳しく解説しました。今年のキーワードは「大きく揺れる」でしたが、来年のキーワードについても明確にお話ししておきました。世の中は連続しているものであり、連続する大きな流れを浮き彫りにするのが早見の仕事であり、毎年12月のセミナーでそれについて翌年のことをお話ししています。
12月セミナーの講義録は既に締め切りましたので、今からお申込みいただいてもお受けできません。次回1月18日(土)の東京セミナーで12月セミナーの話に肉付けしてさらに色々とお話ししますので、ぜひ1月セミナーの講義録をお申し込みください。(1月の東京セミナーの会場のお席は、既にご予約で満席となっているので、講義録をお申込みください。)
12月は東京セミナーで推奨銘柄とは別に注目株として取り上げたGFA(8783)が、セミナー直後の12月16日の寄付き値450円から24日の高値899円まで7日間で2倍に値上がりするなど、早見が取り上げた株が次々に値上がりして、まさに掉尾の一振となり来年に期待をつなぎました。
結局日経平均は7月の高値を半年近く抜けませんでしたが、では来年は抜けるのかというと、私は気を引き締めて2025年相場に取り組むべきだと考えています。そのような状況の中で、来年も皆様の期待に応えるべく精一杯頑張りますので、セミナーや有料情報、週刊レポートなどをぜひご活用ください。
今年一年のご愛顧ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。なお新年の弊社の業務は1月6日(月)大発会から通常通り行います。
当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋・一部修正したものになります。