米株の指標であるSP500指数の週足チャートを見ると、2月の史上最高値6,147ポイントから下げに転じて、翌週長い下ヒゲを引いていた。ところが今週の一段安で、この下ヒゲをあっさりと帳消しにしてさらに大きく下げて、1月の安値をも割り込み壊れた形になった。この下ヒゲ全否定というのは早見のセミナーでよく話に出る悪い形だ。
しかも今週は2週線と26週線がデッドクロスしてきた。前回は一昨年9月に4,288ポイントでデッドクロスして、翌10月の安値4,103までさらに下げた。目先反発しても警戒は怠れない。
※当記事は都合により3月6日(木)に執筆したものです。