早見はかつての金と同じように、次は米ドルが歴史的底値買いの場面に来ているとの判断で、2010年夏以降米ドルMMFの積み立て買いをコツコツと行うように提唱してきた。
仮に毎月末一定額米ドルMMFを積み立て買いしていたとすれば、2010年夏以降直近2012年10月末までの平均買いコストは79円80銭台となっている。
ここへ来て自民党の政権復帰期待で1ドル=81円90銭台まで円安ドル高になっており、予想どおり米ドルを歴史的底値水準でため込むことが出来ている。
ドル円相場は2007年6月の124円台から75円台まで続いた長期円高トレンドが終わり、円安トレンドへと大転換してきたと見ている。このままでいけば2ヵ月連続で月末終値で24ヵ月線を上回るが、これはまさに2007年以来だ。
更に大きく捉えれば98年の147円台から続いた14年間に渡る長期円高局面が終わったと見ている。
今や金を買う時代では無く、かつての金の底値買いと同じように米ドルに目を向けなければならない。大幅円安トレンドは始まったばかりだ。詳しくは『九星気学と干支からみた2013年の大予測』で解説しているので、是非お読みいただきたい。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。