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ロスカットルールについて2015.02.13

前回の当コラムでも「買い値から最悪2割下げた場合には手仕舞い売りをする」というロスカットルールに当てはめて推奨銘柄については判断するようにお伝えしたが、会員の中にはどうしてもロスカットルールに沿って対処出来ない方や、新たに入会された方々もおられるので、折に触れて繰り返しロスカットルールについては徹底するようにお話している。

早見は推奨銘柄については反対売買の指示を出すわけだが、万が一見込み違いの場合には最悪でも推奨値から2割値下がりした場合には、手仕舞い売りの指示を出すというロスカットルールを厳守している。

実際には推奨値から数%下回っている水準でも、テクニカル的・チャート的に悪い形に変わってしまったり、悪材料が出てしまった場合には小幅でも損切りするケースがほとんどだ。また、各自買い値が違うので、自分の買い値に照らし合わせて最悪の場合のロスカットルールに当てはめて手仕舞いをするようにアドバイスしている。

しかし、投資家というのは、見込み違いになった時に自分に都合よく考えがちで、損切りをしなくてもそのまま持っていれば何とかなるだろうと考えてしまう。しかし、その当てが外れて更に一段と大きく下げていき、売るに売れなくなってしまうというケースがままある。

これまでの例からしても、やはりテクニカル的・チャート的に悪い変化になったというような場合には、速やかに手仕舞いをしていかないとその後一段安になっていくこともある。

特に週刊レポート会員の場合には、週1回の発行で大きなタイムラグがあるので、Eメール・FAX会員、有料情報サービスのように、こまめに反対売買の指示を出すことが出来ないので、レポートに明記される前に自身の買い値に照らし合わせて、買い値から2割下げた場合にはドクターストップと判断して手仕舞い売りをするべきであると改めてお伝えしておく。

ロスカットルールは致命傷を防ぐためにあるということを肝に銘じて頂きたい。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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