今週の「相場観」でも書いておいたが、10月の崩れでTOPIXの週足チャートは一目均衡表の雲の下に突き抜けてしまった。
過去20年間振り返っても2000年、2007年、96年の3回全てその後TOPIXはさらに暴落していった。89年末にバブルの大天井を付けた後の雲の下抜けも、その後の大暴落相場の始まりを告げた形だった。
今回、ついにTOPIXが週足で雲の下に突き抜けたことで、今後さらに日本の株価は大きく下げていくことを覚悟して見ておかなければならない。短期的な反発場面があっても、それは戻り売りのチャンスを作るという大きな捉え方で見ていこう。
■TOPIX 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。