早見の週刊レポートでは4月末から参考として注目REIT(リート)をご紹介し始めたが、第一弾の阪急阪神リート(8977)、続いて前号ではMidCityリート(3227)を取り上げた。
阪急阪神リートはレポートで取り上げた4月26日の終値14万8300円から5月15日には15万2500円まで値上がりして、新高値になった。
MidCityリートもレポートで取り上げた5月10日の終値9万9700円が短期的な底値の場面になり、15日には10万1400円まで値上がりしており、相場全体の5月に入ってからの急激な下げ波乱に対して見事に抵抗力を見せている。
REIT指数自体も日経平均やTOPIXとは全く違い崩れてはいないので、リスク回避の資金投資先として存在感を示した。
推奨銘柄として取り上げたわけではないので、利食いや損切りなど反対売買の指示は出さないが、このように波乱を乗り切ってもいるので今後もレポートで取り上げる注目REITを参考に研究していただきたい。
■阪急阪神リート(8977) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
■MidCityリート(3227) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。