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テレワーク関連株、次はセキュリティに焦点2020.04.10

 政府がついに緊急事態を宣言したことで、新型コロナウイルスとの戦いは新たな局面に入った。政府や東京都など各自治体からは企業に対して在宅勤務の実施を一層強く求められている。安倍首相は緊急事態を1ヵ月で終了させるには人と人との接触を7~8割削減する必要があると述べている。それには在宅勤務いわゆるテレワークを広げることが不可欠だ。

 だが厚労省の調査によると、テレワークの実施率はわずか5.6%に過ぎないことが明らかになった。社内でテレワーク制度が整備されていなかったり、テレワークのためのICT環境が整備されていないことが大きな理由だ。しかし正式に緊急事態宣言が発動されたことにより、今まで及び腰だった企業や自治体、団体もテレワークの導入を今まで以上に進めることになるだろう。 

 株式市場でもブイキューブ(3681)をはじめ関連株がすでに値上がりしていたが、緊急事態宣言発動で関連株の新たな値上がり局面入りとみている。

 その新局面では。オフィスと違い在宅勤務での大きなリスクになるセキュリテイ問題が焦点になるだろう。そこでフーバーブレイン(3927)やテリロジー(3356)、エルテス(3967)といったセキュリテイに関連する銘柄が特に注目されると思う。

 フーバーブレインは世界で初めて、複数の機器やサービスの導入を不要として、一つのサービスで低コストかつ安全なネットワークアクセスを実現するテレワーク推進支援プラットフォームを提供開始と発表した。

 テレビ会議ソフトウエアのZoomの利用を巡ってセキュリテイ問題でZoomの使用禁止の動きが各国に広がっている。セキュリテイが大きなポイントだ。
 テリロジーも某仕手筋が買い占めていたが、持ち株を大量に売却したので、アク抜けで動きやすくなった。今週株価は底値を放れてきている。

※テリロジー(3356)月足

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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