脱炭素のために再生エネルギーを拡大するのが日本でも国策になってきている。最近は発電コストの面で有利な風力発電が注目されているが、中でも島国である日本は洋上風力発電に適している。特に海に浮かべる浮体式より技術的に信頼度が高い海底に固定する着床式が欧州などでも主流になっている。日本では国内で施工された着床式風力発電風車で約7割の圧倒的なシェアを誇るのが五洋建設だ。
株価は1月相場で3年ぶりに高値を抜いた直後の初押しの調整局面に入っていたが、2月24日の安値777円で底打ちしたとみられ今週は出直りの動きになってきた。9日には終値で25日線を上回ったが、これも1月26日以来であり要注目だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。