銀行株はずっと上げ続けていたが、東証銀行株指数の月足チャートを見ると、今月221ポイント台で最高値をつけて崩れ、陰線つつみ足の形になっている。今回と同じように最高値のレベルで月足が陰線つつみ足で天井を打ったのは2015年で、そこから2016年の最安値まで銀行株は大暴落した。
今月は8年ぶりにまたその天井打ちの形が出現したわけだ。したがって銀行株は短期的な反発狙いはともかくとして、中長期的な投資対象として考えることは出来なくなった。戻り売りの目で見なければならない。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。