今週は日経225平均が終値としては昨年8月以来の高値になったが、それよりも強さが目立つのは日経500だ。日経225よりも時代に合わせて株式市場の実力を示すとされる日経500だが、今週は終値としては実に昨年1月以来1年3ヵ月ぶりの高値になってきた。
しかも今月は日経500の月足チャートでMACDがゴールデンクロスしてきた。これは前回2020年6月にゴールデンクロスして以来だ。前回はそこから2021年9月の高値までさらに大きく上昇していった。早見は以前から「2020年の相場に立ち返って考えるべきだ」と主張してきたが、まさにそれを裏付ける形と言える。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。