3月半ばにこのコーナーで、「海運株がついに大天井を打ったか」という記事を掲載した。川崎汽船(9107)の週足チャートを例にとり、3月4日に2,590円の最高値をつけたところで陰線包み足の形が出現したことを指摘した。案の定その2,590円が見事に最高値で、そこから今週4月3日の安値1,943円迄、ほとんど一本調子に25%も値下がりしてきた。日本郵船(9101)や商船三井(9104)もひどい下げになっており、当コーナーで指摘したように海運株は天井打ちとなった。
このようにずっと上昇相場が続いた後、最高値で出現した陰線包み足は大変危険であるとセミナーでもよく話をするが、実際に早見もこのように多用して投資助言に活用している。ぜひ覚えて役立てていただきたい。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。