米株の実勢を観測するSP500指数の週足チャートを見ると、3月に5,264ポイントの史上最高値をつけてから調整安に入っていたが、4月19日時点で高値から3本連続陰線のいわゆる「三羽ガラス」の形になっている。これは天井打ちを示唆するものだが、前回は昨年7月に4,607で最高値をつけたところから3本連続陰線で下げに転じて、その後も反発場面はあっても結局10月の最安値4,103まで一段と下げていった。
その前にさかのぼっても昨年2月、一昨年8月と4月も最高値あるいは戻り高値での3本連続陰線の後で一段と下げていった。したがって今回もこのまま確定すると警戒シグナルが新たに加わることになる。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。