カラ売りについて2014.05.23

早見は株価の値上がりを期待する買いだけではなく、会員向けには個別株のカラ売りもお勧めしている。ただ、カラ売りの場合には証券会社の制約などにより、誰もが自由に行えるというわけにはいかない。

メールやFAX会員の場合はそもそも短期目標で機動的に売り買いを求める方々が多いのでカラ売りも出しやすいが、週刊レポート会員は高齢の方が多いので、実際はカラ売りをどんどん行えるというような様子ではない。

したがって、週刊レポートでは個別株のカラ売りはともかく、日経平均の値下がりを見込んで日経225インバースETF(1571)の買いで対応することをまず優先している。日経225インバースETFは日経平均が値下がりすると価格が上がるので、カラ売りをするのと同じ意味になるが、ETFを買う形になるので、個別株のカラ売りのような制約が少ない。1株単位で自由に売り買いができるので、目移りすることもなく、じっくりと取り組むタイプの投資家でも対応しやすい。

また、5月29日にTOPIXのベア2倍型ETFも登場するので、これを使うと信用買いであれば最大6倍のレバレッジを効かせることもできるので個別株のカラ売りをしなくても、こうしたETFを使うことにより相場全体の下げトレンドに対応することを考えたい。

相場全体は引続き波乱含みなので、値下がりに対応する投資作戦もそれなりに行っていくようにしたい。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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