心配していた株価の下げ波乱が現実になり、株価は大きく下げてきている。
9月の東京セミナーから既に警告はしており、機動的に動くメールやFAX会員、電話やインターネットの有料情報サービスでは9月末以降次々と速やかに手仕舞い、利食いを指示していち早く身軽になっていただいた。
売り指示を出した値段から、その後更に15%~20%程下げる銘柄も続出しており、早めの対応で損失拡大を防いだわけだ。
週刊レポートではそこまでの細やかな対応はできないので、週刊レポート会員も早見の有料情報サービスを利用したり、メールやFAX会員等への切替で変化に対応していくことをお勧めする。
株価が一旦大きな下げ局面になると材料にこだわり、銘柄に惚れこんでいる人は、売るチャンスを逃してただ抱え込むことになる。そしてそのまま長期塩漬けで更に損失を拡大することが多い。
特に信用買いをしている場合は、そのようなこだわりは追証の発生にも繋がり、致命的な大損に繋がりやすいので、現物以上に早めの対応が必要となる。
どのような材料があっても実際は株価の売り買いをしているので、材料に背を向けて大きく下げてきた場合はやはり手を引かなければならない。その時にこそ致命傷を防ぐロスカットルールがあるので、決して都合よく考えず、自分の身を守るようにしていこう。
以前のバイオ株の例を見ても分かるように、大材料があっても株価は容赦なく大暴落して行くのが相場の世界だ。材料の世界ではなく、株価の世界であることを改めて承知しておこう。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。