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原油減産のニュース相次ぐ2015.04.17

早見は1月から原油相場に逆張り的に強気の見方で対処してきたが、いよいよ需給面で好材料が次々と出始めた。

2月のアメリカのノースダコタ州の原油生産量が2ヵ月連続で減少した他、EIA(米エネルギー情報局)が発表した5月のアメリカの原油生産量が日量で4月に比べ5万7000バレル減少する見通しになった。イランの石油相も「OPECが5%減産必要がある」と述べるなど、いよいよ生産減少が現実になりつつある。

こうしたことを受けて、マーケットでも原油関連の投資が増えており、金を売って原油を買う動きが活発化してきた。アメリカの最大手原油ETFユナイテッド・ステイツ・オイル・ファンドの発行済み口数は、直近で昨年末に比べ3倍に急増し、過去最高となった。北海ブレント原油市場でも4月7日時点の投資ファンド買い越し幅が8ヵ月ぶりの高水準になっており、2月上旬に比べて12倍にも激増している。

やはり、1月からセミナーの場などでお話してきたとおり、原油について底値と見た投資が活発化していることが分かる。

東京市場には原油ダブル・ブルETN(2038)が上場されており、東京市場の原油価格の2倍の上昇率になるように設定されている。WTI原油ETF(1671)もあるが、いずれにしてもかつての金や株、米ドルと同じような感覚でリーマンショックの大底局面以来の買い場が来たと見て、原油相場には強気の目を向けていこう。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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