会員向けレポートで買い推奨したダブル・スコープ(6619)の株価が上昇を続けている。会社側は、15年12月期の配当を5円上積みして、10円を初配当にすることを発表した。
この会社はリチウムイオン電池セパレーター(絶縁材)の専業メーカーだが、特に韓国や中国向けの供給が主力となっている。
10月28日付の日経新聞では、韓国のLG化学がアメリカのテスラ社に対して、電気自動車用リチウムイオン電池を新たに供給することで、最終調整に入ったと報じている。
LG化学はGMやルノーなど世界的に供給を行っており、中国の新工場完成で生産能力は従来より4割増えて、電気自動車18万台分以上となった。
このようにLG化学のリチウムイオン電池事業が、拡大の一途をたどっており、セパレーターを供給するダブル・スコープ(6619)にとっても強力な追い風となっている。
株価がどこまで値上がりするかは神のみぞ知ることだが、すでに上場来高値を更新して青空相場に突入しており、今後の動きが大いに注目される。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。