日経平均は円安への反転に歩調を合わせて3月26日の底値から順調に上昇してきているが、これとピタリ歩調を合わせて値上がりしているのが不動産株だ。
不動産株指数も日経平均が安値を付けたのと同じ3月26日に1364ポイントで底打ちして、今週27日に1557まで上昇してきた。
週足チャートも日経平均とTOPIXは今週で5本連続陽線だが、不動産株指数も同じく5本連続陽線になっている。そして今週は日経平均の5週線と13週線がゴールデンクロスしてきたが、不動産株指数も今週このゴールデンクロスを実現した。
このように日経平均と不動産株指数は見事に連動しており、これを捉えて早見も4月9日に日経225レバレッジETF(1570)に1万8800円台で買い出動を指示したのに続いて、18日にEメール会員とFAX会員、及び有料情報で東急不動産HD(3289)を802円のところで買い出動を指示した。今週27日に859円まで値上がりして2月2日以来の水準を回復している。
今後、日経平均が更に値上がりしていくと見るなら不動産株を狙うべきだし、下げていくと見るなら不動産株を売りに回るということになる。特に東急不動産HDは日経平均との連動性が非常に高いので、指標として常にマークしておくとよい。
■東急不動産HD(3289) 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。