前回の当コラムでカジノ関連のスケジュールについて取り上げた。直近で横浜市の林市長がIR誘致の姿勢を記者会見で発表し、これを受けて大阪で事業化を考えていた海外のカジノ企業が一部横浜に乗り換える方針を打ち出すなど情勢に変化が出ていた。
正式に名乗りを上げた横浜市だが、横浜市議会の常任委員会は9月17日にカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に関連する2億6000万円の補正予算案を自民・公明など賛成多数で可決した。
20日の本会議でも可決の可能性が大きいので、まずは行政の方からIR誘致に手続き面でゴーサインが明確になったわけで、今後は反対している地元の財界の一部に対する工作が大きなポイントになるだろう。
早見は今回Eメール会員とFAX会員、有料情報では交通アクセス面から横浜カジノ関連として京浜急行(9006)に的を絞り、8月相場で買い推奨した。当時株価は1990円台だったが、今週20日に2169円まで値上がりして昨年9月の戻り高値2095円を抜き、昨年2月以来1年7ヵ月ぶりの2100円台回復となっている。
■京浜急行(9006) 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。