このところ落ち着いていた水素やアンモニアなど次世代エネルギーに再び目が向き始めている。政府は今月まとめる成長戦略に2030年までに燃料電池車の燃料である水素を補給する水素ステーションを現在の6倍にあたる1000基整備する目標を掲げる。これまで掲げてきた目標は2025年度に320基となっていたので、大幅に上方修正することになる。
2050年の温暖化ガス排出量をゼロにする目標を明記した改正地球温暖化対策推進法も5月26日に成立したので、しばらく休んでいた脱炭素の次世代エネルギー関連株に改めて注目すべきだ。特に水素に関しては世界的にも技術面で優に立っているので、水素関連株はおおいに注目したい。IHI(7013)、川重(7012)、三菱重工(7011)をはじめ千代田化工(6366)、岩谷産業(8088)、加地テック(6391)などをマークしていこう。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。