金相場の上昇が続いている。このため金を買えない人々が「貧者の金」と言われる銀相場に目を向けている。金が上がれば上がるほど、銀相場の相対的な割安感が目立ってきている。
東証に上場している純銀ETF(1542)は、今月に入ってから1万8000円台に突入して、9月9日に1万8320円まで上昇した。これで昨年4月につけた1万7450円の高値を1年5ヵ月ぶりに抜いた。しかも週足と月足チャートは、どちらも昨年4月の極めて長い上ヒゲをクリアしての強い形になっている。したがって銀相場のさらなる値上がりが示唆されている。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。