日銀が誰も想定していなかったマイナス金利導入というサプライズの追加緩和策を発表したため、日経平均はもちろん不動産株、REIT(リート)も急上昇に転じた。
特にREITは株と違い、もともと配当利回りが大きな支えとなっており、マイナス金利導入により、そうした配当面での有利さが改めて再認識されるだろう。
しかも今まで日銀に当座預金をしていた金融機関も新たな資金の振り向け先として株式やREITへの投資を更に考えざるを得なくなるだろう。REITは特に注目される。
個別のREITを選別するのは厄介だという投資家にはひとまとめにしたREITのETFへの投資を考える事をお勧めしたい。野村の東証REIT指数連動型ETF(1343)、日興アセットの上場インデックスファンドJリート(1345)が代表的なものだ。
どちらも零細な投資資金で購入する事が出来るが、特に野村の東証REIT指数連動型ETFは10株単位で最も買いやすいので、大いに研究する事をお勧めしたい。
■(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信(1343)
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。