ニューヨークの原油相場は2014年の高値107ドル台から今年1月と2月に終値ベースで26ドル台まで暴落した。悪材料山積みだが、月足チャートでは1月と2月連続下ヒゲで止まっており、週足では今週34ドル台を回復して来た事により、26ドル台の安値でダブル底の形になってきた。今週は週足のMACDもゴールデンクロスしている。
世界中で原油はダブついており、産油国が減産に踏み切った訳でもないが、ひとまず当面の悪材料を織り込み、戻り局面に入ってきた可能性がある。どのような大きな下げ相場でも戻り局面はあるので、今回も26ドル台でひとまず底打ちした可能性が大きくなってきた。
今後はどこまで戻して行けるかだ。
■WTI原油 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。