銀行株は今回様々な問題から悪役視され、年明け以降大きく値下がりした。
東証に上場している銀行株ETF(1615)を見ると、昨年6月の高値255円から2月の安値130円まで49%値下がりしてほぼ半値になった。
24ヵ月線とのカイリ率は2月末時点でマイナス32・6%まで拡大したが、これは2008年10月のマイナス38・7%以来の大きなマイナスカイリになっている。さすがにひとまず下げ過ぎ感が出てもおかしくは無いだろう。
2月末のRSIも39・2まで低下し、これも2012年4月の36・6以来だ。いくら悪材料があるとはいっても、株価はそれをある程度織り込んでしまえば逆の動きも出てくる。ここは逆張り的な捉え方で見ていきたい。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。