すでに会員向け情報、有料情報、ラジオ番組などでもコメントしたが、NYダウやS&P500指数が8月の史上最高値から月足チャートは今月で3本連続陰線で値下がりしてきている。
前回は2011年5月~7月まで高値から3本連続陰線で下げたあと更に10月の安値まで一段安になっていった。その前は2007年10月に最高値をつけた後、11月~翌年1月まで3本連続陰線で下げたあと自律反発はあったものの、リーマンショックの大暴落に突入していくスタートになった。
もちろんチャートやテクニカル指標には常にダマシもあり得るわけだが、少なくとも過去15年の例を見ても高値から月足が3本連続陰線で下げてきた場合は、自律反発はあってもその後さらに一段と下落していく可能性が大きいと見ておく必要がある。
今回は史上最低の大統領選挙と言われるクリントン氏とトランプ氏の戦いが11月に決着し、12月にはアメリカの利上げの可能性が取り沙汰されている。
■NYダウ 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。