アメリカの大統領選挙の結果を受けて、トランプ新大統領とロシアのプーチン大統領は、非常に親近感をお互いに持っており、早速米ロ関係の改善に向けて動き出した。日本もロシアとの関係改善・経済協力を積極的に進めるとしており、こうした流れを受けて東証に上場しているロシア株のRTS連動型ETF(1324)が値上がりしてきている。
大統領選挙の結果が出た今月9日の安値96円から16日には108円まで上昇し、昨年7月以来1年4ヵ月ぶりの高値になった。月足チャートでは今月で5本連続陽線となっており、リーマンショックの大底をつけた2009年1月の安値からの4本連続陽線での立ち上がりを思い出させる状況だ。
■RTS連動型ETF(1324) 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。