7月に東京都の小池都知事の政策とも絡めて、電線地中化関連株が買い人気を集めて株価が急上昇した。9月の高値から調整局面に入っていたが、再び注目段階を迎えたと見ている。
この程、国土交通省が災害時の緊急輸送道路について、国道だけでなく、全国の地方自治体が管理している緊急輸送道路についても、2017年度から電柱の新設を原則禁止にして、電線地中化を促進する方針を決定した。
関連株では、特に商いを集めて7月~9月にかけて盛り上がったのが東証2部のゼニス羽田HD(5289)だ。直近では今月17日に急上昇して底打ちを示した後、今週は一服の形になっているが、そろそろ押し目買いの場面ではないかと考えている。東証一部の虹技(5603)など、その他の関連株にも目配せが怠れない。
■ゼニス羽田HD(5289) 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。