12月15日に発売した早見の「九星気学と干支からみた2017年の大予測」の中でも書いておいたが、来年の株式市場での物色テーマは色々あるが、その一つとして注目しているのが船舶のバラスト水処理の問題だ。
この船舶のバラスト水は全世界的な環境や生態系の破壊につながるということで、2017年9月にいよいよ「バラスト水規制管理条約」が発効することになった。この為、世界中で既存の船舶はもちろん、毎年新たに建造される船もバラスト水装置を取りつけていくことになり、関連銘柄が注目されることになるだろう。
今年は9月~10月にかけて、この関連銘柄が軒並み値上がりする場面があった。その後調整場面が続いていたが、ここへきて「2017年の大予測」で注目株として取り上げたアドテックプラズマ(6668)が底打ち反転の動きを見せて来ており、関連銘柄の来年の動きに期待が持てそうだ。
アドテックプラズマは今週MACDがゴールデンクロスのところにも来ており、今週の週足は陽線つつみ足で底打ちの形にもなっている。「2017年の大予測」発売日の終値も上回ってきており、要注目と言える。
■アドテック プラズマ(6668) 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。