新興市場は、ジャスダック平均が3月10日に最高値、続いてマザーズ指数が13日に最高値をつけて調整局面に入っていた。マザーズ指数は3月21日と27日に1028~1030のレベルで二点底の形を作り、29日には再び25日線を上回ってきて、日足ベースでの目先調整完了を示唆する動きになっている。
ジャスダックとマザーズは日経平均よりも相対的な強さを保っていたが、マザーズ指数は3月13日の最高値から21日の安値までの下げ幅の半値戻りを突破してきており、週足チャートで作っていた大きな陰線つつみ足の悪い形をあっさり否定して新高値になってくるかどうか、ここからの動きが大いに注目される。
■マザーズ指数 日足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。