3月半ばからの日経平均の値下がりは、1万9600円台から1万8200円台への大きな下落となった。注目すべきはこれで週足が5本連続陰線となったことで、これは2012年にアベノミクス相場が始まって以降で初めての形となった。
ある程度下げて来て、騰落レシオも昨年2月以来の水準まで低下し値頃感は出てきているものの、やはりアベノミクス相場で初めて出現した「週足5陰連」という形は軽く見るわけにはいかない。しかし、今週は米株でナスダック指数が過去最高値を更新してきた。フランス大統領選挙や朝鮮半島などに注意しつつも、短期的には戻りたがっているように見受けられる。
■日経平均 週足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。