長らく経営不安で揺れ動いたシャープ(6753)だが、東証二部に降格となっていた。しかし、鴻海(ホンハイ)が経営権を握ってからめざましい復調ぶりをみせており、株価は昨年8月の大底87円から今年4月には504円まで値上がりしてきた。
昨年10月の大阪セミナーで大きく変化してきた事をいち早くお伝えし、実際そこから本格的な株高のスタートになっていったが、直近では「7月にも東証二部から一部への変更を申請し、早ければ年内に東証一部復帰を目指す」ことが日経新聞で報じられた。
まさに生まれ変わった姿だが、引き続き企業の継続前提に重要事象がついているので、推奨銘柄として取り上げる事は出来ないが、今後とも動きを追いかけていきたい。
■シャープ(6753) 月足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。