6月7日の日経新聞朝刊で、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社が2020年に「5G」の利用を一部で開始して、この内ドコモは2023年に全国展開する見通しが明らかになったと報じられた。
「5G」は現在の「4G」と比べて実効速度が最大100倍程度になり、自動運転や遠隔医療、VR(仮想現実)、IoT、そして4Kや8Kなど高精度のテレビなど幅広くメリットにつながる技術だ。
アメリカや韓国、中国等も早期の商用化を目指しており、世界各国で開発競争が加速しているが、「5G」の市場規模は2026年には63兆円に達すると試算も出ている。
株式市場でも次世代の社会を切り開く根幹として大いに注目されそうだ。関連銘柄では東証一部のサイバーコム(3852)、東証二部のアルチザネットワークス(6778)、PALTEK(パルテック)(7587)、ジャスダックのネクストジェン(3842)、アイレックス(6944)などの株価の動向が注目される。
■アルチザネットワークス(6778) 月足
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。