6月20日付の日経新聞朝刊でも報じられたが、安川電機(6506)が産業用ロボットの月産台数を現在の3000台から5000台に引き上げる。中国で自動車の生産が拡大しており、この関連で車の製造ラインで使うロボットの需要が大きく増えると見込まれている。
安川電機(6506)だけでなく他にもファナック(6954)が月産台数を現在の2倍近い1万1000台に引き上げる方針であり、ナブテスコ(6268)も産業用ロボットの間接部分に使う精密減速機の生産能力を、今年中に2割増やして年80万台の体制に拡大するとされている。
この他ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)などロボット関連株の動向に要注目と言える。
チャート的には安川電機(6506)やハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)の強さが目立っている。
■安川電機(6506) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。