7月26日付の日経新聞朝刊で、シャープ(6753)の4-6月期連結最終損益が150億円前後の黒字になった模様だと報じられた。前年同期の274億円の赤字から大きく回復しているが、四半期ベースではこれで3四半期連続の最終黒字となり、尚且つ4-6月期としては7年ぶりの黒字転換だ。
早見は昨年10月の大阪セミナーの時にシャープ(6753)の業績が大転換で大きな回復基調に転じた事を指摘して、今後の株価の値上がりを予想しておいたが、当時170円台だったのが今年4月には504円まで値上がりした。
その後は大きな調整局面に入っているが、今度は東証二部から東証一部への復帰の期待もあり、動向が注目される。
今週は日足チャートでパラボリックが陽転し、MACDもゴールデンクロスしてきている。推奨銘柄にはしないが、今後も動きを追いかけていきたい。
■シャープ(6753) 週足 ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。