日経225については定期的に銘柄の入れ替えが実施されており、通常なら10月初めに実施されるので、9月上旬に新規採用と除外銘柄についての発表が行なわれる可能性が大きい。
大規模な入れ替えにはならないが、各証券会社から既に新規採用候補の銘柄名が発表されている。それによると大和証券は新規採用候補銘柄として、村田製作所(6981)を取り上げて、みずほ証券ではサイバーエージェント(4751)を取り上げている。
そのほか日本郵政(6178)、日本航空(9201)、セブン銀行(8410)、マーベラス(7844)などの候補銘柄として名前が挙がっているが、今回はまず村田製作所とサイバーエージェントがどうやら有力候補として位置付けられているようだ。
新規採用されると指数連動型ファンドによる買いが見込まれるだけに、注目しておきたい。チャート的に上昇基調を保っているのは村田製作所(6981)だが、直近では週足一目均衡表の基準線を3週連続で上回ってきており、これはアベノミクス相場がスタートした2012年12月末から13年1月初めの時以来だ。
■村田製作所(6981)月足(一目均衡表) ※推奨銘柄ではありません。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。